プリンタを窓から投げ捨てた人でも楽しめる、「プリンタ不要!マーカー認識型FLARToolKitではちゅねミク」を作ってみた(手書き可)

もうプリンタは要らない!マーカは手で書く時代だ!

さて、では俺はどうすべきか?
ここで最初の話、「拡張現実を楽しむには、プリンタが必要」に注目してみる。
さくーしゃさんのツールを使えばその場で新しいマーカを作れるんだから、それをファイルに書き出さずにそのままマーカとして使えば良いんじゃね?そうすればプリンタ持ってない人でも、
マーカを手で書くとかして準備→認識させる→使う
の流れで、拡張現実楽しめるじゃん!

と言う事で、さくーしゃさんが公開してくれたマーカ生成アプリのソースを元に、その場でマーカを決めたら、はちゅねミクが出てくるサンプルを作ってみた。使い方は以下の通り。

  1. Saqoosha.net :: ARToosKit Marker Generator for Adobe AIR」にあるマーカの形を見ながら、似たような枠を持つマーカを手で書く。もしくは、マーカっぽい形の物をそこら辺から調達してくる(太い枠を持った正方形の物なら、結構イケると思います)。
    マーカを手書きする
  2. 書いたマーカをWebカメラに映し、マーカが上手く赤い枠で囲まれたら上部の「Save Pattern」ボタンを押す。
    マーカを認識させる
  3. するとマーカが認識され、以後、そのマーカ上に、はちゅねミクが乗ります。
    手書きマーカの上に、モデルが出てきます

やっぱ少し認識力が弱いかな?
でも、これを発展させれば、ユーザが決めたマーカを記憶し続ける事も出来るようになると思う。例えば、マーカデータの管理だけGoogle App Engineに任すとかすれば、何処でも自分だけのマーカを持てるかも知れないね。

ソースの公開については、サンプルのUIを見てみると一目瞭然なんだが、さくーしゃさんのARToosKit Marker Generator for Adobe AIRをちょこちょこ改造して作っただけのやっつけ仕事なので、もう少し整理してからSpark Projectにコミットする予定。現段階の適当コードで良いから今すぐ見たい!と言うコメントが万が一あれば、この下あたりに出ます。

あと、このサンプルを作るためにFLARToolKitの「FLARCode」を書き換えて、Spark Projectにコミットしちゃった。

タイトルとURLをコピーしました