Genius Frameworkのgeniusコマンドが使えなかったので、FlashDevelopを使うための枝を付けてみた。

前回、Genius Frameworkを試そうとしたらgeniusコマンドが使えなくてストップした件だが、よく考えたらAIRでgeniusコマンド相当のものを作るのは大変そうなので、他の方法をとることにした。そう、FlashDevelopだ。
Progression Frameworkの時もそうしたように、FlashDevelopで使えるGenius Framework用のプロジェクトテンプレートを作成すればいいのだ。幸い、geniusコマンドは簡単なコマンドの組み合わせで出来たshellスクリプトなので、理解は容易だった。で、その結果Genius Frameworkのbranchとして、FlashDevelop用のテンプレートをコミットする事に成功した。
ただ、Genius Frameworkは元々trunkが無かったので、普通のフォルダ内に突如branchesがあるという変な状態になってしまったが。

FlashDevelop用テンプレートの使い方

まず、テンプレートを「http://www.libspark.org/svn/as3/GeniusFramework/branches/tarotarorg」からチェックアウトする。
次にFlashDevelopを実行し、メニューから「Tools」-「Application Files…」を選択する。これで、FlashDevelop用の設定ファイル群があるフォルダが開く。開いたフォルダからTemplatesを選び出し、ダブルクリックで開く。
最後に、チェックアウトした「brancehs\tarotarorg\fd-templates\ProjectTemplates」を適当な場所にエクスポートし、「Templates」にコピーする。上書き確認が気持ち悪いという人は、「brancehs\tarotarorg\fd-templates\ProjectTemplates\07 ActionScript 3 - Genius Framework」を「Templates」以下にエクスポートする。チェックアウトしたものを直接コピーすると、.svnフォルダが入っていて邪魔になるので注意。

これでOK。わずか3ステップでFlashDevelop上でもGenius Framework開発が可能に!では早速メニューから「Project」-「New Project」を開く。New ProjectダイアログのActionScript 3の最下部に、Genius Frameworkが入っているはずだ!選択して情報を入力、新規プロジェクトを作成して早速ビルドして実行だ!「Hello, Genius Framework!」と表示されたか?OKだ!

あとは、ページを増やす処理を右クリックメニューのAddから行えるようにしよう。

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