初音ミクは、人間じゃなくVOCALOIDであるべきだ。

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2008年4月30日 水曜日16:44:18

「たまげて声も出ません…」というため息調教の初音ミク歌唱動画が公開され話題になっているようだ。聴いてみると、確かにこれまでとは一線を画する、革命ともいえそうな調教ぶり。何がどうと一言では言えないが「初音ミクでここまでいけるの」と目からウロコもの。ともかく歌いかたが自然すぎ。
初音ミクみく 出た!科学の限界を超えた新技術「VocaListener」による神調教ミク!
VOCALOID初音ミクの話。
産総研が開発した新技術を使って作成した、ほとんど人間と変わらない歌い方の初音ミク動画が公開され、話題になっているとかいないとか。俺も聞いてみたが、確かに今までの初音ミク動画とは何かが違う気がする。何というか、人間ぽい。何も知らずに聞いたら、初音ミクではなく藤田咲だと思うかもしれない。

動画はこれね↓



なんでも、「第75回音楽情報科学研究プログラム」内で、
(9) VocaListener: ユーザ歌唱を真似る歌声合成パラメータを自動推定するシステムの提案
中野倫靖,後藤真孝(産総研)
と言うお題目で発表される研究成果を使用しているらしい。
未確認情報だけど、人間が実際に歌って、それをVOCALOID用のパラメータに変換する技術みたいね。

まぁ凄いな~とは思うんだが、俺はあまり歓迎しないね。
俺はこんな人間モドキの初音ミクには興味がないんだ。どっちかというと、「初音ミクの暴走」みたいな、人間には絶対不可能な曲の方が好きだし、人間を真似てほしくないと思ってる。


なので、こんな風に人間そっくりの歌が作れる技術が流行してしまうと、そんな方面の動画ばっかり出来てしまって、俺としては面白くないのです。
ていうか、それだったらVOCALOIDじゃなくて、
あなたの歌をお好きな声に変換します。自然に!
ていう技術を作って売ればいいじゃない。

つか、これってまた新たな権利問題に発展するんじゃないの?
たとえば、
  1. 声優・藤田咲がCDを発売
  2. ファンAがCDを購入し、「VocaListener」の入力として使用
  3. 初音ミクが藤田咲のCDを元にしたパラメータで歌う
  4. 藤田咲のCDとそっくりな、初音ミクの歌が出来上がり、ピアプロやニコニコ動画にアップ
とかやったら、初音ミクの歌は基本的にアップロード自由だから、藤田咲のCDとほとんど変わらない音源がフリーで出回るって事になって、藤田咲側としてはダメージ大になるし。

しかもそー言う使い方し出すと、初音ミク的にも何も技術的には発展しないから無意味で、共倒れになっちゃうし。

VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
定価:¥ 15,750
発売日:2007-08-31
ASIN : B000VCZ75A
JAN コード : 4511820072413

2 件のコメント »

  1. そうはならないと思いますよ
    一番近い例を挙げればMIDIですがいろんなインターフェースができてきて人が弾いたニュアンスをほぼ忠実に再現することが可能になってますがやはりパラメータを維持って調整とか、職人技が必要になるわけです。
    また絶対に人間が弾きこなすことのできないような楽曲も打ち込みなら可能になるわけです。超絶に早い演奏とか

    また、その気になればMIDIによる打ち込みでも実際に楽器を弾いているような表現が可能であるのにもかかわらず、わざと打ちこみっぽさをだして表現手法にしてしまうことも普通に行われています。テクノとかね。

    だから
    >俺はこんな人間モドキの初音ミクには興味がないんだ。どっちかというと、「初音ミクの暴走」みたいな、人間には絶対不可能な曲の方が好きだし、人間を真似てほしくないと思ってる。

    っていうのは全くの杞憂だと思います。
    ポイントはできることが増えたのであって、今までやってきたことができなくなるわけでは決してないのです。
    最初は物珍しさからこの技術を使った歌がいっぱい流れるでしょうが、それでは全然おもしろくないので職人さんはプラスアルファーを追加していくことでしょう。
    先の「初音ミクの暴走」ですがVocaListenerの技術を使った上で同じスピードで曲が作れるわけです。
    あるいは「初音ミクにドルアーガの塔のBGMを歌わせてみた」のように電子音的な初音ミクをコーラスに人間ぽい初音ミクを歌わせることもできるでしょう。

    で、技術的発展の面で行くとたとえば、宇多田ヒカルの歌い方が好きで、いくらパラメータをいじってもそのようなニュアンスをだすのが難しい。じゃあ、この技術を使って宇多田の歌のパラメーターを収集し、癖みたいなものをつかんでやれば「宇多田ヒカルの歌唱力を持った初音ミクが俺のオリジナルの歌を歌ってくれる」といったことが可能になるわけです。

    まあ、絵画の世界で写実主義が広まったときはそれ一辺倒になりましたがその中から印象派が生まれ、独特の空気感をだしてきたし、写真機ができたからっていって絵画が無くなったかといえばそういうわけでもないですし、表現手法としての幅が大きく広がる技術であることは確かです。

    初音ミクは楽器です。歌手はそれぞれが個性を持っていますが初音ミクには我々制作者が個性を与えることができます。
    その個性は無限です。

    コメント by るねぞう — 2008年5月1日 木曜日 @ 12:09:42

  2. >るねぞう さん
    コメントありがとうございます。
    >>最初は物珍しさからこの技術を使った歌がいっぱい流れるでしょうが、
    この部分が早く去って、
    >>それでは全然おもしろくないので職人さんはプラスアルファーを追加していくことでしょう。
    この部分の波が早く来て欲しいですね~。

    まぁ、VOCALOID界隈は凄い技術が次から次へと紹介される、都合のいい実験場みたいになってますから、
    新しい波がすぐ来てくれることを期待します。

    コメント by 太郎 — 2008年5月6日 火曜日 @ 2:56:17

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