The DevOps (The Phoenix Project)→ザ・ゴール→ザ・ゴール2

このところ、改善手法実践系小説を立て続けに読んでいる。
最初は、本屋で見つけた「The DevOps 逆転だ! 究極の継続的デリバリー」という本だった。この本は「The Phoenix Project」という洋書の邦訳版で、邦題のセンスはひどいが、中身は面白い。普段、DevOpsだのCIだのと言った単語は良く見かけるものの、実際どうすればいいのか?とか、本当にやる意味あるのか?といった疑問に答えてくれる物語だ。

物語の前半の、遅れているプロジェクトを無理にデプロイしようとして大失敗するところとか、サポート業務に終われて仕事が進まないところとか、物語上は「改善のために最悪の状態を描いている」ところが、物語の過剰演出ではなく、普通にリアルな描写に思えるところが悲しいが、それゆえにそこからの逆転劇が楽しく見れるし、やる気になってくる。
何回でも読みたいし、周囲に勧めたい一冊だ。
しかも、英語版の「The Phoenix Project」は、Kindle版が99円という超低価格!英語読めるなら迷わず買うしかない!読めなくてもとりあえず買うしかない!というお勧めの一冊に仕上がっている。

そして、この「The DevOps 逆転だ! 究極の継続的デリバリー」内で度々引用される「ザ・ゴール」が今更ながら気になってしまい、読み始めた。「ザ・ゴール」はかなり昔だが話題になった良書だけあって、流石に楽しい。そして「The DevOps 逆転だ! 究極の継続的デリバリー」が多分に参考にしたというだけあって、話が似ている。
ということで、すぐに読み終わって「ザ・ゴール2」に手を出した。
が、こっちはそんなに面白くなかった。何か頭でっかちだったし、「ツリー」を作る過程を書いているだけで、小説から専門書により過ぎてる気がする。とは言え、一気に読み終えたが。

今は、「チェンジ・ザ・ルール!」を読み始めている。当分はエリヤフ・ゴールドラット氏の著作を読み漁ろうと思っているが、どれが面白いんだろうか。




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