メタセコイアファイル(.mqo)のビューワを新しく作ってみた。今回はFABridgeを使用して、読み込むモデルをサイト側が決定できる方法にしてみた。テストページはこちら。
モデルは例によってズサさんが公開なさってるはちゅね&かぐぁみね。こんな時自作モデリング力があればって思うけどね。
ところで太郎日記さんのところのFlex版メタセコビューアですが、個人的に目指してるのはこんな感じのものなんですよね。3Dモデリングしてる人自身が、サイトで作品を発表するときにこんな感じでできたらいいよなぁというのが元々のモチベーションです。今までって普通はレンダリング結果の2次元画像のみがサイトにある状態だったので、できるだけインタラクティブになっていってほしいと思ってます。
久しぶりにMetasequoiaを更新 – Richard蒸しパン工場
もともとは、ActionScript3.0版Metasequoiaクラスの産みの親でもあるrch850さんがブログに書いてたこの記事を見て、「あ?なるほど」って思ったことで今回の改造を実行。前にメタセコビューワをFlexで書いてみた時には、mqoファイルのURLを直に指定する仕組みだったが、この方式だと、
3Dモデリングしてる人自身が、サイトで作品を発表する時
には使えそうに無い。
そこで、JavaScriptを使用してモデルを読み込めるよう、FABridgeを使って作り直してみた。今回はFlexを使わず、ASのみで。そのためモデルの木構造表示機能はなし。
まぁ、用途的にはインタラクティブ性があるだけで美しさは無いので、チュートリアルのプレビューレベルに使えればいいか?とかそんな感じ、もしくは三次元CG@七葉のような掲示板で練習中の作品を見せ合うために使うとかだろう。が、そう言った場合に木構造表示機能はあったほうがいいのか、それとも不要なのか?といった疑問に答えてくれる人が周りにいないので、今一開発が迷走してるように思える。
基本機能はこんな感じ。たった3つの簡単システムです。
- FABridgeで、
setModelPath
を使ってmodelPathプロパティにmqoファイルのURLを与えてやるとモデルが読み込まれる - マウスのホイールをくるくるするとズームアップ/ダウン
- マウスドラッグでモデルを縦横に回転できる
とりあえず制限事項多数アリ。
- 使用可能なマップは、gif・jpg・png・tga
- マップの指定方法は相対パス指定のみ「C:\~\xxx.jpg」みたいな絶対指定で書いてある奴は不可
- モデルを1個読んでズームを変更した後次のモデルを読んだ時にズーム値がリセットされない
- テストしてないんで、基本機能や制限事項に嘘がある可能性が高い。後バグも多い
- 処理が重い
今後の改造予定はこんな感じ。
- モデルのスクリーンショットを画像として保存する機能を付ける(FICC LABS | Flashから画像ファイルを保存する)
- 処理を軽くする
- Metasequoiaクラスの改造
- メタセコイアのローカル座標機能を実装
- バンプマップの表示
- インタラクティブ(ここ参照)←rch850さんがやってくれるハズ!