Spark Projectのコミッタになり、実際にコードをコミットしたと言うことで、次は何をすべきか?そう!テストコードの作成だ。
と言うわけで、ActionScript3.0用のUnitTestフレームワーク、AS3Unitを使用し、ZipLoaderのテストコードを作成することにしてみた。
今回は、GUIは使わず、取り敢えずテストコードを書いて動かすと言うことを目標にする。テストコード自体は簡単で、
- テストケース
- テストスイート
- テストを実行するSprite
の3つを作ればよい。何なら、TestSuiteとTestRunnerは同じでも問題なし。
問題は、どうやったら無事書いたテストコードをビルド出来るかと言う事。FlashDevelopの設定をどのように変更すれば、いい具合でビルドパスが通るのかと言う話になってくる。以下に手順を示す。
- AS3Unitのページから、「AS3Unit 1.2 for FlexSDK3 (as3unit-1.2-sdk3.swc)」をダウンロードして適当な場所に置く。今回は、「C:\Flex\Projects\lib」以下に置いたと仮定する。
- FlashDevelopを起動し、「Project」-「Properties…」もしくはProjectタブからプロジェクト設定を開く。
- 「Output」タブを開き、Test Movieの種類を「Play in external player」にする。
- 「Compiler Options」タブを開き、「SWC Libraries」を選択、右端に出てくる「…」をクリックする。
- 「文字列コレクションエディタ」が開くので、「C:\Flex\Projects\lib\as3unit-1.2-sdk3.swc」と記入し、OKを押しまくって設定を反映させる。
- 「Tools」-「Program Settings」から設定ダイアログを開く。
- 左側の項目一覧から「FlashViewer」を選択し、「External Player Path」に、「(Flex SDKのパス)\runtimes\player」以下にある、Flash Playerのパスを設定し、Closeを押して設定を反映する。
- ビルド(歯車ボタン)もしくは実行(再生ボタン)をクリックし、テストを実行する。
- テストの結果が「Output」部分に出力される。
- .
- Time: 0.013
- OK (1 test)
とまぁこんな感じかな。
FlashDevelopの設定を上手くやれば、ちゃんとテストコードが作成可能だとわかったので、今後もどんどんテストコードを書こう。