さて、前回のエントリに続きjunaioネタだ。当分続くよ。
既にjunaioの素晴らしさに気付き、junaio GlueでマーカーレスARを
実際に作ってみた人が多数いると思うが、今回はjunaio Glueで動画に挑戦してみる。
と言っても、junaioにはそもそも動画コンテンツを出す機能があるので、
src/search.phpをちょっと書き換えるだけで、
動画は出てくる筈だ。試してみた。
まず、src/search.phpを書き換え、3Dモデルの代わりに
動画が出てくるようにすれば良い。書き換え方も、
「Tutorial 2 – Creating Image, Sound or Video POIs」
に書いてある。
mime-typeをvideo/mp4にし、mainresourceに動画のURLを書くだけだ。
とりあえず、この2行を書き換えてみる。
動画は、昔何かのイベントで撮影した↓の動画を、
「http://jsample.tarotaro.org/gq.mp4」に置いてみた。
gCubik demo from tarotarorg on Vimeo.
で、27、28行目を書き換えてみる。
- <mime-type>video/mp4</mime-type>
- <mainresource><![CDATA[http://jsample.tarotaro.org/gq.mp4]]></mainresource>
あと、behaviorsタグの中にある以下の記載は、3Dモデル専用なのでいらない。
- <behaviours>
- <behaviour type=\"click\"><length>6</length><node_id>close_up</node_id></behaviour>
- <behaviour type=\"idle\"><length>0</length><node_id>idle</node_id></behaviour>
- </behaviours>
邪魔なので消しておく。
- <behaviours/>
同じノリで、テクスチャ画像を記載してあったresourcesタグも空にしておく。
- <resources/>
こいつをサーバにアップロードし、junaioを実行してみる。
で、実行結果は以下の通り。予想と違う動きだ。
1.サムネイル(小さい)+descriptionに書いた情報+距離などの情報(何処との?)
2.サムネイル+descriptionに書いた情報+再生、削除ボタン
3.再生ボタンを押すと、普通に動画が始まる。
予想では、これの表紙みたい(40秒付近)に、Glueの画像位置で、
そのまま動画が始まるかと思ったんだが。
これは、md2がアニメーションしてるだけなのかな?
それとも、md2がビデオをテクスチャに出来て、junaioもそれを使えるとか?
この辺は調べないとな。
あと多分、1.で出てきた距離は、22、23行目の、位置情報っぽい部分との距離だろう。
PHPらしさを活かして、ここは渡されてきた位置情報をそのまま書き入れて返すなどすればよいのか?
- <l>0.0,0.0,0.0</l>
- <translation>0.0,0.0,0.0</translation>
ただ、調べた所、最初は3Dモデルを表示し、クリックしたら動画(3.みたいに)
と言うのも出来そうなので、明日辺りやってみよう。
ここを参考にすれば、モデル+動画になる。
Glue – Play video on click event from 3D model – junaio Augmented Reality platform – Developers | Google グループ
あと、PHPのソースを見る限りだと、なんとなくZend Framework無しでも、
junaioは動く気がする。あと、C#版のサンプルソースを参考に、GAE/Jでも
動かせるかもしれない。