電脳コイル化していく世界で、僕たちは何が出来る?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 80

ARに関する、ちょっとまじめな話。

最近、junaioっていうiPhoneアプリのAPIがオープンになったので、
ちょっと触ってる。
junaioは、見た感じはセカイカメラとそっくり。アメリカのアプリだから
全部英語だけど、日本でも使える。
今はWikipedia英語版で日本のランドマークが見られたりとか、
クーポンが転がってたような気がするくらいかな。セカイカメラと変わらない。

で、APIがオープンだから何かやってみたいんだが、まだ全然だ。
最終的にはGoogle App Engine上とかで動かせるようになったら最高だ。

さて、そんな位置ARアプリ、junaioを見てる関係で、位置ARについて
色々考えていたので書いてみる。

要約すると以下3本立てでお送りします。

  • 今、位置ARで問題視されている事は電脳コイルでは解決しているので磯光雄に聞けばわかるよ
  • 位置情報をDB化する戦争は、今の所Googleが優勢
  • セカイカメラは古い空間になるかも!?

基本的にはまとまりのない戯れ言なので流して。

電脳コイル企画書

著者/訳者:磯 光雄

出版社:徳間書店( 2008-10 )

定価:

大型本 ( 79 ページ )

ISBN-10 : 4198626138

ISBN-13 : 9784198626136



電脳コイルで答えは出ている

現実空間を電子情報で“拡張”するAR。現実の土地とひも付いたコンテンツを“表示する権利”は誰にあるのか??。現状では明確な答えはなく、サービスの盛り上がりとともに議論の必要性が高まっている。
「AR空間は誰のもの?」??「ARを規制する法律はない」と牧野弁護士(ITmedia)

この、AR Commonsで語られたという内容だが、よく考えると、
電脳コイル内で既に問題提起されて、解決までしている問題を、
ようやく現実世界に引きずり出してきただけで、
何のオリジナリティもない話だなと感じた。
電脳コイルでも、ちゃんと空間の切り分けはされている。
空間管理局という役所があり、そこで空間を管理している。
さらに、サッチーが神社や公園に入れないという、ドメインの概念まで
ちゃんと描かれている。
牧野弁護士は人前でこんな事を語る前に、磯光雄監督に意見を伺えばよい。
そうすれば、ある程度の結論は出てくるだろう。
あとは、アニメの設定を細かく細かく突き詰めていって、現実の方に
フィードバックでもすればよい。議論は、時間と金の無駄だ。
言い争っているうちに、AppleやGoogleに全部持っていかれたいのか?

AppleもGoogleも、「メガマス」を目指している。勝者は?

メガマスとは、電脳コイル世界におけるキーアイテム、電脳メガネを作っている会社だ。
この会社は空間管理局にも顔が利く、AR空間の独占企業で、AR Commonsが目指すところだろう。
もちろん、AppleやGoogleも目指している。
iPhoneを持つAppleが位置ARアプリを惨殺していったのは、
位置情報を独占したいからだろうというのは、みんな考えている事だと思う。
それにGoogleもAndroidケータイを出してきて、位置情報を手中に収めたがっている。
頓智ドットもがんばっているが、ハードがないので駄目だろうな。
電脳コイルでも、生き残ったのはハードを持っているメガマス社だったし。
じゃ、iPhoneがあるAppleが勝つかというと、そうでもなさそうだ。
多分勝者はGoogleだな。

Googleは、ハードも出しているがそれ以上にクラウドの向こう側が強い。
iPhoneはクラウドと人をつなげてくれるけど、Appleは向こう側に何もないので、結局は駄目になると思う。
Googleは、既にGoogle App Engineがあるから、本当に強い。
今俺は自力で位置情報をGoogle App Engineに保存してjunaioアプリを
作ろうと画策しているけど、実際、その「位置情報」を、
GAEのBigTableに格納できるよう、型を用意してやればよい。
つまり、GAE上で位置ARアプリ(サーバ側)を簡単に作れるような
仕組みを用意してやれば、人々はこぞってGAEを使うようになるだろう。
あとは、Chrome用のJavaScriptか、Androidネイティブの機能で、
簡単に位置情報を通信できる仕組みを提供するだけだ(多分JavaScriptかな)。
これで、位置ARを全部取り込める。
面倒なiPhoneアプリを作る必要もなくなるし、あのAppleの傲慢な契約に
涙する必要もないんだから、みんな飛びつくだろう。
それに、BigTableに位置情報を集めてしまえば、ゾーニング(位置的な意味で)も簡単だ。
Googleはすでに、ARでも勝ったも同然の位置にいるのだ。
頓智ドットの人は何か足掻いてるが、今の方法じゃ難しそうだなって気がする。
孤立してるというか、既存の企業を馬鹿にしてるっぽいからね。
もっと、日本全国で一致団結しないと。
そのためには、やっぱり「大きな企業」の力が必要かも。
日本の役人を動かせるような、ね。
で、その上で世界と戦う。
日本のケータイはガラパゴスとか言われてるけど、
2年以上前からGPSを当然のように持っていたし、AR業界的には
革新的デバイスなんじゃないの?今こそみんなで打って出ようぜ。
って誰か言い出さないのかな。

セカイカメラは「古い空間」

セカイカメラって、電脳コイルで言う「古い空間」を作ってるんじゃないかなーと、最近思っている。
家だろうが外だろうが全く関係なく貼れるエアタグは、電脳コイルの
新しい空間の概念とは異なっていて、整備されていない古さを醸し出す。
将来セカイカメラのサーバは古い空間を形作り、
現在人々を店舗に誘導するためのクーポンタグは野生化し、ヌルとか呼ばれそうな気がする。
ヌルクーポンは電脳コイル同様、人を無理矢理その店に引きずり込もうとするが、
店は既になく、道路になっているので引きずり込まれた人は車にひかれる。
そんな感じ。

まぁ、これは半分冗談だけどね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク