「プロジェクトマネジャーの決断 富士通の現場から」という本の出版プロジェクトは失敗している

「プロジェクトマネジャーの決断 富士通の現場から」という本を読んだ。
富士通が過去に経験したプロジェクト管理のコツを、4択クイズ形式で解説してくれるという、中々に面白い本だった。
丁度同時期にPMPの受験勉強をしていたが、PMPの問題もこれくらいリアリティのあるものになれば良いのにな、と感じる程で、役に立つ本なのは間違いないだろう。

が、問題はこの本の作り自体にある。4択クイズは紙の表に問題、裏に回答という形なのだが、紙が薄いのか、問題を読んでいると裏の回答が透ける。
しかも、回答の位置が問題の見出しの真裏なので、避けようがなく見えてしまう。

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これが実際の写真だ。見ての通り、問題の見出しを読んだ瞬間、答えがAだと分かる。

これだけ良い内容なのに、本の出版プロジェクトではちゃんと製品のチェックをしなかったんだろうか?本の内容の良さと裏腹に、実はコイツ等ダメなんじゃね?と言う疑念が消えない残念な本になった。

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