残念な人の仕事の習慣
こういう類の本って、前半はタイトル通りっぽい事を書いてあるけど、
後半は決まって、企業への批判だったり、ヨイショだったりする気がする。
しかも書き方にもランクがあって、大体は以下の4段階かな。
- 名指しで褒める
- 名前は出さないが、サービスを具体的に示して褒める
- 名前は出さないが、サービスを具体的に示して貶す
- 名指しで貶す
一番下の「名指しで貶す」は、今落ち目だったり、無くなった企業が
メインで、特例っぽい感じだとしても、やっぱり本を書く時に、
色々とあったりするのかなーと邪推してしまう。
別にある程度そういうことがあってもいいと思うんだが、
この本で言えば、もう少し上手くやって欲しいと言うか、
メインの量を増やして欲しかった。
何か似たような内容の続編らしいので、調子に乗って
広告部分を増やしすぎたのかな。
情熱プログラマー
まだじっくりとは読んでないけど、パラパラ見た感じでは面白そうな印象。
自分の情熱を取り戻したり、情熱を失った誰かに掛けてやる言葉が見つかれば、
御の字な一冊ではなかろうか。
言語設計者たちが考えること
これ、一回読んでみたい事はみたいんだが、重いし字が細かい。
素晴らしい内容を最悪な見た目で駄目にしている見本のような一冊だ。
と言っても、この類の本ってそんなんばっかりだけど。
いっそ、AKB48を一大プロジェクトにまで昇格させた秋元康プロデューサ辺りに、
本の見た目部分を作ってもらってはいかがだろうか?
AKB商法で、各言語の作者の顔写真が表紙になってるバージョン
(勿論、表紙の作者のインタビューは増量)を出してくれたりするかも知れない。
またはディアゴスティーニよろしく、「週刊言語設計者」でも
良かったのではないだろうか?
毎号、その言語の開発環境が付いて、初回980円でどうか。