ロボットとご対面僕イケメン!してきたレポート(4) 会場レポート、写真編

ROBO JAPAN 2008レポート4回目。
今回は、撮影した写真を元に会場全体をレポートしたいと思う。

癒し系ロボット「パロ」

女子供に大人気のパロ
凄く楽しそうにパロと戯れている

名前はギリギリアウトな気もするが、アザラシ型の可愛いロボットを産総研が出していた。見ての通り女性と子供に大人気のパロだが、パンフレットをチラ見した限り、そのような「女子供が愛でる目的の、おもちゃ系ロボット」ではなかった。「病院などで患者の心を癒す」と言う、意外とガチンコな目標が掲げられているようだった。しかもパンフレットでパロを可愛がっているのは老人で、どうも老人介護のためにも使われるらしい。
おもちゃとして売り出せば人気は絶対出るのに、何故そんな茨の道を行くのか?儲かるからか?「研究所」だからか?

体験ロボ&レーザー対戦ロボ

これらのロボット?を操縦できた。
このアームも、実は操縦可能
横で不人気なレーザー対戦キット

ロボットかどうかは微妙だが、操縦できる玩具が大量に置いてあり、子供達が凄い勢いで集まっていたブース。
其の奥で、ひっそりと飾られていた割といいデザインのロボットは人気がなかった。多分、ロボット本体ではなくて横で売っていたレーザー対戦装置をデモンストレーションしたかったと思われるが、子供達は隣の体験操縦コーナーで比較的ちゃちっぽい戦車とかを動かして喜んでいた。しかも子供が一杯いたせいで、奥にあるレーザー対戦キットまで辿り着く大きなお友達はいなかった。残念、配置ミスです。

Chumby

chumby。なぜある?

何故かはよくわからんが、Chumbyが展示してあった。特にロボット扱いと言うわけでもないと思うが。

セガトイズのロボット「エマ」と「犬」

夢いぬ(手前)に襲い掛かるエマ(奥)

セガトイズから発売されてるロボット玩具、人型ロボット「エマ」。子供に大人気で写真を撮る状況じゃなかったが、隙を見て撮影。
写真を見ると和やかな感じだったが、動く状態のエマ3体とこの犬が展示されていて、2体のエマが殴り合いの戦闘状態に突入しており、さらにもう1体のエマは犬に対して連続パンチ攻撃を加えていると言うバイオレンスな状況だった。犬は可愛かったし、エマの動き自体は完全に2足歩行ロボットで、凄かった。


恨み節を言いそうな病院ロボ

手書きの張り紙がまた涙を誘う

病院などでの稼動を想定して作られたと言うロボット。名前は「MKR-003」。
このロボットには問題点が2つある。
1つ目は、ATMにしか見えないと言う事。
2つ目は、ボディ前面に充電器との接続機構があるため、充電時は壁に向かってブツブツと恨み言を言っているようにしか見えないということ(写真)だ。

「浮気してるでしょ!証拠はあるのよ!!」ロボのコンセプトモデル

まだコンセプトモデルなので、ちょい貧相

スピーシーズと言う会社がコンセプトモデルとして出していたロボット「NNR-1」。ロボット自体はまだ外見の立体イメージ(要は人形)なのだが、パンフが面白すぎた。こちらのページの中ほどにある「Family Communicatorの楽しい使い方」のページの左下の絵が、どう見ても浮気を問い詰める奥さんにしか見えない。到底「心を癒す存在」とは思えない。

クロイノ・エフティ・毬藻頭の新型!

クロイノ
FT
新作の毬藻ロボ
かの有名な作者

ロボ・ガレージ発、かの有名なロボット「クロイノ」と女性型ロボット「エフティ」、公開予定の新型(布で隠してある)。公開予定の新型の頭は、布越しだと毬藻にしか見えないが、これは頭を隠してあるからなのか、アフロなのか、まりもっこりとのコラボ企画なのかどれだ?

あと、開発者が来ていてテレビのインタビューに答えていた。テレビで見たことある!

本格的お手頃価格ロボi-Sobotと、究極のおもちゃロボROBO-Q

組み立て前のi-Sobot
カラーリング豊富なi-Sobot
小さい割に凄いROBO-Q(赤丸内)

たった3万円と言うお手頃価格ながら、結構本格的な動きをするロボット「i-Sobot」も展示会に来ていた。何か、スペシャルカラーがズラッと並んでいた。
で、隣のブースにあったのが、わずか3000円台と言うお手頃価格の、超小型で凄く玩具っぽいロボット「ROBO-Q」。が、このROBO-Q実はAI搭載で賢いらしい。
両方とも、Amazonで売っている(ROBO-Qは予約)。凄いなAmazon。


「教示機能」が凄いロボットKHR-2HV

嬉しいことに、目はシールである。

KONDOとか言うメーカがブースを出してて、そこで売ってたロボットKHR-2HV(写真左)は、パンフ情報によると、プログラミングで動きを制御できるだけでなく、「教示機能」と言う非常に優れた機能が付いている。しかも、脱力モードとか言うのがあって教示しやすくもなっているらしい。この発想は凄いなと思った。やはり、フローチャートやプログラミングで動作を決めるより、実際にやらせてみて教える方が直感的だし、上手く動いた時の感動がありそうだ。

災害救助など、実用的なロボット達

何かアームの付いた、デカイ車
上に乗った状態で、座ったまま動かせる
タンクが繋がったようなロボット。多分瓦礫の中を進める
テレビで見た気がする、4足歩行ロボット
蛇ロボット。うねうね這い回る

基本的には玩具系のロボットや、デザインに凝った人型のロボットが多いイベントだったが、中には災害救助用や研究用など、目的特化型のロボットの展示もあった。この辺り。残念ながら目的は良くわからないが、災害救助最前線みたいな特集で見たことがある奴が多い。

人間の腕と同期するロボットアーム

あと、こいつは人間の手のように複雑に動き、物をつかめるアーム。
何と凄いことに、コントローラーは人間の腕にはめるタイプで、ひじから舌や指の動きをそのままアームが再現できるスグレモノだ。
が、残念なことにコントローラの展示位置とアームの展示位置が3メートル以上離れていて、動作デモ時も同じ画面に操作をする人間の腕とアームを入れられない。
この「おもてなしの心」、配慮の無さが、いつか研究を実用化する際にとんでもないしっぺ返しになるだろう。

その他

早稲田のシールが貼った「MINIWAY」

MINIWAYとかいうセグウェイのパチモン。俺の事を轢きやがったクソだ!
こんな奴死ね!セグウェイに訴えられて、製作者は金ゴッソリ取られて研究を諦めろ!!

風塵雷神カバン

会場に来ていた女性が持っていた鞄。あまりの格好よさに、見た瞬間被写体がロボットからこちらに移った。
ほ、欲しいです・・・。

IoT日記
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