次は、「FLARToolKitの不思議な力で『初音ミクがウッーウッーウマウマ(゚∀゚) 』」をあなたに届けたい!

追記1:取り敢えずウマウマだけ出来た
追記2:出来た。Webカメラ持ってこい!

さて、FLARToolKitを使って、Metasequoiaモデルを表示する実験が上手くいったわけだが、今後はどうして行こうかと考える。例えば、Java版のNyARToolKitを作成されたA虎@さんは、

ネットから自由に情報を取り出して、現実世界に重ねる出入り口のようなWebサイトは作れないかな。

とりあえず今すぐ出来そうなネタとしては、3Dモデルの展示場くらいだけども。
やらないか? – A虎@Hatena::Diary

こんな感じのことを考えておられるようだ。
確かに、Flash製と言う手軽さを武器にすれば普通に実用性の高い拡張現実サイトが出来るだろう。そして、俺がはちゅねミクをWebカメラに表示できた時の喜びを考えると、それは楽しいものが出来るんだろう。
しかし、3Dモデルの展示場なんて、技術的には1週間以内に出来そうな気がする。例えばこうだ。

  • FLARToolKitを使って、好きなMetasequoiaモデルを表示できるFlashコンテンツを作成→完了済み
  • Metasequoiaで作成されたバーチャルフィギュアをアップロードしてもらう仕組みを作る→Ruby on Railsとか使えばすぐ出来そう
  • 感想コメントとか、モデルを作る人/見る人それぞれが楽しめるようなコンテンツを作成→同上

このように、昨今の優秀なWebフレームワークを使えば、求めるものはすぐに出来そうだ。で、問題は運営に移る。バーチャルフィギュアを作ってくれるモデラーさんを確保したり、あとはディスクスペースを確保したりとか。切り盛り側の問題だ。

面白そうな試みだし、やってみたいと言う気もするが、実際には「技術的課題」が出てこないというところに物足りなさも感じる気がする。
折角はちゅねミクや任意のモデルを表示できる仕組みを作ってみたのに、リンク先はswfファイル直とか、解説ゼロとかの不親切心大爆発な俺のブログのスタンスを見てもわかってもらえるかもしれないが、どうも俺は「コンテンツを人に使ってもらう」と言う意識が非常に欠落しているようだ。
例えば、

  • マーカ作成ツールをAIR化して、ついでに表示機構もAIR化すれば、オフラインでもバーチャルフィギュア展示室が楽しめるなぁ
  • Web上にバーチャルフィギュアをアップロードしてもらうとして、それはどんどん古いのを消していく仕組みにしよう。で、お気に入りのフィギュアはローカルに保存して、AIRアプリで見てもらえばいいや
  • WebサイトとAIRアプリを連携すれば、いい感じに便利になるかもな

とか思うが、それは
技術的問題が解決可能だと言うサンプルは俺が示したんだから、サービス自体は別に、誰かがやってくれるだろう。
と思ってしまう俺の怠惰な心の前に消えていくアイデアだ。

などと色々愚痴っぽい事を書き連ねるうちに出た結論としては、

実際にサービスとしてやるなら、品質の保証をしなきゃならない。
でも俺の興味は品質じゃなく、技術の実験だ

と言うこと。俺はサンプルが書ければそれでいいのでは?と言う気がしてきた。
ただ、サンプルがあんまり人気無い気味だったらちょっと凹んでいる自分がいるので、人に注目されるようなサービスも作りたいっていう本音もあるんだろうなぁ。

ちなみに、今最も興味があるのはこれ。

アニメーションできればいいなぁと思っている。
とりあえず、連番mqoを連続表示してやってみるとどのくらい重いのかを試してみようかな?

あと、今個人的にはライセンス問題に直面しているんじゃないかと思っている。
FLARToolKitはGPLなので、俺も作ったコンテンツのソースをSpark Projectにコミットすべきだったんだが、「こんなサンプルを10行書き換えただけのもの、全く貴重じゃないし、今だけあればいい」と言うスタンスで

  1. コードを書いてコンパイル
  2. 動かしてみて動いたやったー!サイトにアップしよ!
  3. そのままコードを書き換えて次のコンテンツ作成

てやってるので、今残ってるのがコンボボックス版くらいしかない気がするのだ。
とりあえず、他のソースももう一回書き直しておくか。

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