最近、FLARToolKitでMetasequoiaモデルを読み込む2つのサンプルを更新し、両方をFlexで作成した上UIもほとんど同じにしてみた。何故わざわざそんな事をしたのかにはちゃんと理由があって、これらのサンプルを公開したかったからだ。公開に当たり、AR部分とUI部分をちゃんと分離して、使いやすさを示したかったと言う狙いがあった。
今回公開したソースは3つ。
- SimpleFLARToolKitView.as
- 「電脳コイルももう間近!FLARToolKitとFlashDevelopで始める、お手軽簡単Flash拡張現実の世界(4)」で書いた内容を実践し、外部のクラスと連携して好きなモデルを拡張現実上に出せるようにしてみたクラス
- ComboSample.mxml
- 拡張現実型メタセコビューワ(コンボボックス版)で公開しているコンボボックス版拡張現実型メタセコビューワのソース。表示するモデル、samples内に配置した適当なmqoファイルにしてある。
- URLSample.mxml
- 拡張現実型メタセコビューワ(URL入力版)で公開しているURL入力版拡張現実型メタセコビューワのソース。デフォルトのURLを、samples内に配置した適当なmqoファイルにしてある。
取り敢えず「電脳コイルももう間近!FlashDevelopとFLARToolKitで始める、お手軽簡単Flash拡張現実の世界(1)」を途中まで読んでもらって、FlashDevelopの「Always Compile」をComboSample.mxmlかURLSample.mxmlにした上で、Dataをコピーしたフォルダにmodelフォルダもコピーすれば動くという想定。動かなかったらコメントよろしく。
ComboSample.mxmlとURLSample.mxmlはほとんど同じ作りだし、かなーり短いのでソースとしては分かりやすいんじゃないかな?こいつらをベースに、例えばDAE Animationファイルを読み込めるようにすれば、簡単にアニメーションする拡張現実が作れると思う。
簡単じゃないのは、アニメーションするモデルを作る事の方だ。
これについては「誰かサンプルとして使えるモデルを提供してくれませんかね?」と思っている。
とまぁ、これでFLARToolKitに関して俺から出せるものは全て出した感がある。あとは、より面白くてエキサイティングな作例がどんどん出てくる日を夢見て寝るだけ。